Reaper..†
「それもそうか…。」
相手の数は多いけど、戦闘力はそう高くない。
アランもこの程度なら何度も戦闘した事あるだろう。
「…来ますよ。」
上空から現れた死神5体。
「下ろします。」
地面に手を付き、影を死神へと伸ばして地面に落とす。
その隙を狙ってすかさずアランは炎で燃やし尽くした。
「俺ら、相性いいな!」
八重歯を見せるアランの笑みは、周りをも笑顔にさせる。
「そうですね。」
死神は空中戦が主に…だが、俺の前で空中戦は出来ない。
かといって地面に立つことすら出来ない。
…という戦闘法を、独自で死神討伐していた頃にやっていた。
「とりあえず…一通り見てみよう。」
それからアランと二手に別れて、街を見回ってみることになった。
何かあったらすぐに伝えること、それだけをしっかりと伝えて。