Reaper..†
「なんだ、もうフラフラじゃねぇか!」
「俺頭貰お〜」
「はぁ?俺が頭貰うわ。」
次々と来る死神。
最初の奴が呼んだらしい。
「いや、コイツの頭は俺が貰う。」
その中でも、アイツは…
「ノアさん!」
前回の、残党…1人だけ傍観していた死神。
「っく、…減らねえ…」
倒してもまた1人増えて、全然減らない。
それどころか増えていく。
「おい、もう1人の白髪のガキはどこにいる?」
ノアと呼ばれた死神は、持っていた大鎌を俺の首にあてた。
ヒヤリと嫌な冷たさがする。
「……」
何故、レインを…
「まぁ、もうこの街から逃げられねぇが…なっ!」
力を入れた瞬間目を瞑ると、いつまでも来ない痛みに目を開けた。
「…今、何が起きた…?」
ノアもそういう程に、はやかったんだろう。
「大丈夫ですか?アラン。」
レインの動きが。