Reaper..†



依頼内容は、最近うちの周りに死神の気配を感じるから…という依頼。



お母さんは死神の気配を見なくても感じることが出来た。だからその言葉を信じてお父さんはうちに帰ってきたの。




「本当に死神はいたわ。…S級の死神が一体だけね。」



そう言うと、レインは少し驚いた顔をした。



「お父さんはB級だから、1人で来てた。…意味、分かるよね?」




お父さんは必死で私たちを守りながら戦った。




結果、お父さんは……




「…死神も倒れた。私達は守られた…そう、思ったの。」



でも死神は最後の力を使って私の左眼を…。





「直ぐに病院に運ばれた。…でも死神に接触した私をみんな“呪われてる”と嫌い、どこの病院も受けつけてくれなかった。」



…医者だったお母さんは、私のせいで働いていた所を辞めさせられた。





「家に着くと、あの死神は倒れたまま。…そんな時、お母さんがね?死神にゆっくりと近づいて、なにか、してたの…」





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