Reaper..†
「ゆっくりしていってくださいね、レインさん。」
「ありがとうございます。」
花売りをしているシアンの実家は宿屋で、シアンの影響か宿の外は綺麗に花が咲いている。
「交代で起きていることにする。まずは私が起きてるから2人は寝ていろ。」
夕食も済ませ、一度部屋に集まった。
「了解〜。」
「では次は俺が交代します。」
「あぁ、よろしく頼む。」
…昼間からずっと、気になることがある。
「じゃあレイ、おやすみ!」
「おやすみなさい、リアム。」
でも今のところ死神の動きはないし、…昼間のあれは気にし過ぎなのかな。
「…寝よう。」
それから少し目が冴えていたけど、気がつけば眠っていた。