テガミ
前文
***
「ん?……なんだろ、あの紙切れ…」
私は永塚雛(ながつかひな)。友達は多いが、仲のいい友達は1人だけ。
そして、大の漫画好きで色んなジャンルの本を読んでいる。
給食の配膳がおわって床を見ると、そこには四つ折りにされた紙切れが落ちていた。
「(こういう展開、少女漫画でよくあるよね〜。
…まさかとは思うけどラブレターだったりして!)」
そんな軽い気持ちで私はその紙切れを拾い、開いた。
すると案の定私の予想が当たった。つまりそれは世に言うラブレター。
「(やっぱり…悪いけど内容見せてもらうよ!!)」
そう思い誰が誰に宛てたのか名前を見てみたら、
1回も喋ったことの無いクラスメイトが……私宛に書いたものだった。
「雛ちゃんへ
僕はクラス替えがあって好きな人が出来ました。
それが雛ちゃんでした。 光輝」
うそだ……こんなのただのイタズラだよね…
この光輝って人、他に好きな人いたんじゃ…
イケメンって女子には騒がれてるらしいけど私にはいまいち分からない。
「まじかぁ…」
とりあえず、親友に相談しよう…
「……」
その時私の事を誰かがじっと見ていた。
「ん?……なんだろ、あの紙切れ…」
私は永塚雛(ながつかひな)。友達は多いが、仲のいい友達は1人だけ。
そして、大の漫画好きで色んなジャンルの本を読んでいる。
給食の配膳がおわって床を見ると、そこには四つ折りにされた紙切れが落ちていた。
「(こういう展開、少女漫画でよくあるよね〜。
…まさかとは思うけどラブレターだったりして!)」
そんな軽い気持ちで私はその紙切れを拾い、開いた。
すると案の定私の予想が当たった。つまりそれは世に言うラブレター。
「(やっぱり…悪いけど内容見せてもらうよ!!)」
そう思い誰が誰に宛てたのか名前を見てみたら、
1回も喋ったことの無いクラスメイトが……私宛に書いたものだった。
「雛ちゃんへ
僕はクラス替えがあって好きな人が出来ました。
それが雛ちゃんでした。 光輝」
うそだ……こんなのただのイタズラだよね…
この光輝って人、他に好きな人いたんじゃ…
イケメンって女子には騒がれてるらしいけど私にはいまいち分からない。
「まじかぁ…」
とりあえず、親友に相談しよう…
「……」
その時私の事を誰かがじっと見ていた。
< 1 / 5 >