テガミ
***
次の授業は移動教室…いちいち並ぶのめんどくさいなぁ…
私はクラスで1番背が高い。絶賛止まりつつあるんだけどね(笑)
「(だるい…めんどくさい…)」
そう考えるのは日常茶飯事で、みんなもそう思ってるはず。
「ねぇ」
そんなことを考えていたら、誰かに声をかけられた。
その声の方へ振り向くとそこにはラブレターの送り主である光輝くんがいた。
今更感あるけど、光輝くんの名前は柳木光輝(やなぎみつき)。
はじめ、私は光輝くんのことをこうきくんと呼んでいた。
「な、なに?」
ニコッ
とりあえず愛想笑いをしておいた。
コミュ障であるため、いざとなった時には笑顔を振りまくのである。
すると光輝くんが、
「○○○っていう漫画知ってる?」
と話を降ってきた。
だがそれは私を興奮させるを得ない話題だった。
「!?!?!?」
○○○…それは今巷で話題沸騰中の大人気少年マンガ…!!!
イケメン枠に入ってる人だから絶対に漫画とか好きじゃないと思ってた…。
見てる人全然いなかったからすごい嬉しいな…。
「うん、もちろん知ってるよ!」
それは思わず素で笑顔になってしまうほどだった。
「!ほんと!?俺△△△が好きなんだよね!」
△△△とは主人公のことである。正義感が強く、強すぎるのが特徴。
「なるほど!私は□□□が好き!」
私が好きな□□□とは、小柄な可愛い男の子。最高にかっこよくて可愛いのだ。
「□□□かー!分かる!めちゃめちゃカッコイイよな!」
「うんうん!わかってくれる人がいて嬉しい!」
「俺も俺も!誰も見てないから雛ちゃんが見ててくれてホントに良かった!」
*
そんな感じで意気投合した私たち。
話しかけられた時は本当にびっくりした。返事…とか聞かれるかと思ったから。
でも普通の会話だった。ひとまず安心かな…。
なんか…いいな。こういう友達。玲も漫画は好きだけどメインは少女漫画だからな…。
案外、あんまり心配しなくてもいいってことなのかな?
次の授業は移動教室…いちいち並ぶのめんどくさいなぁ…
私はクラスで1番背が高い。絶賛止まりつつあるんだけどね(笑)
「(だるい…めんどくさい…)」
そう考えるのは日常茶飯事で、みんなもそう思ってるはず。
「ねぇ」
そんなことを考えていたら、誰かに声をかけられた。
その声の方へ振り向くとそこにはラブレターの送り主である光輝くんがいた。
今更感あるけど、光輝くんの名前は柳木光輝(やなぎみつき)。
はじめ、私は光輝くんのことをこうきくんと呼んでいた。
「な、なに?」
ニコッ
とりあえず愛想笑いをしておいた。
コミュ障であるため、いざとなった時には笑顔を振りまくのである。
すると光輝くんが、
「○○○っていう漫画知ってる?」
と話を降ってきた。
だがそれは私を興奮させるを得ない話題だった。
「!?!?!?」
○○○…それは今巷で話題沸騰中の大人気少年マンガ…!!!
イケメン枠に入ってる人だから絶対に漫画とか好きじゃないと思ってた…。
見てる人全然いなかったからすごい嬉しいな…。
「うん、もちろん知ってるよ!」
それは思わず素で笑顔になってしまうほどだった。
「!ほんと!?俺△△△が好きなんだよね!」
△△△とは主人公のことである。正義感が強く、強すぎるのが特徴。
「なるほど!私は□□□が好き!」
私が好きな□□□とは、小柄な可愛い男の子。最高にかっこよくて可愛いのだ。
「□□□かー!分かる!めちゃめちゃカッコイイよな!」
「うんうん!わかってくれる人がいて嬉しい!」
「俺も俺も!誰も見てないから雛ちゃんが見ててくれてホントに良かった!」
*
そんな感じで意気投合した私たち。
話しかけられた時は本当にびっくりした。返事…とか聞かれるかと思ったから。
でも普通の会話だった。ひとまず安心かな…。
なんか…いいな。こういう友達。玲も漫画は好きだけどメインは少女漫画だからな…。
案外、あんまり心配しなくてもいいってことなのかな?