キミへの想いは、この声で。
プロローグ
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「俺が、必ず守るから!」
いじめられて辛かったとき、たったひとり私を助けてくれたキミ。
「……俺は、茜っちのこと嫌いだから」
私をボロボロに傷つけたのも、キミだった。
もう、誰も信じない──そう思っていた。
「俺と友達になろうよ」
だけど、そんな私に声をかけてくれた男の子がいた。
悲しくて辛い世界に、戻ってきたちいさな幸せ……。
でも──……。
「本当のことを今から話すから聞いてほしい」
キミは私に隠していたことがあった。
ねぇ、キミが隠していたヒミツは、一体なに──?
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