チャラめ男子と鈍感女子
「大丈夫、もう慣れたし?俺自身なんで満点とれるのか謎だからね~」
「片瀬...」
ホント、特殊な目で見られる位なら俺だって周りと同じで良かったのに。
手を抜けばいい話なんだろうけど、ここの理事長は俺の親戚だからそうはいかないし。
世の中って上手くいかないモノだよなぁ...でも。
「あの...私の顔に何か付いてますか?」
全然気にしてない人が一人でもいるから良い、かな?
「片瀬さん?!なんで無言で見続けるんですか?もしもーし!」