妄想の恋が実現した結果。
「香織ちゃん!しばらく目と耳をふさいでて!」
なにかよくわからないけど言われたように従う。するといつの間にか捕まえられていた手が離された。
しばらく待っていると突然視界が明るくなった。そして音も聞こえるようになった。
「もう大丈夫だよ。さっきは咄嗟に香織ちゃんって呼んじゃったけど
香織ちゃんって呼んでもいい?それとも香織さん?」
私はこの香織ちゃんを知ってる気がする…
「香織ちゃんで大丈夫です。さっきは助けていただきありがとうございました。」
「別にいいよ、これぐらい。婚約者なんだしさ。それとこれから新居に向かうよ。
今日はもう時間が時間だ。鏑木さんには連絡してるから、行くよ。」
そう言って連れてこられたのは海が見える屋敷。
うちも大きいけどここはうちの少し小さいぐらいかな。でも海が夕日に照らされてとてもキレイ。
「気に入ってもらえてうれしいよ。でもここには使用人がいないんだ。」
「それは大丈夫です。私、一人暮らししているので、家事全般できます。」
「そうなのか。大学にはここから通ってね。前に住んでたところよりかは近いから。
実は僕も初めて入るんだ。各自荷物はすでに送られているらしいよ。さっそく中に入ろう。」
うわー私の好みにすごくあってる…
「寝室はこっちみたい。でも寝室は一つしかないみたいだ。」
ガーン!せめて寝室は別がよかった…
立花綾斗さんは持っている地図を身ながら説明する。
「あ、あの、あ、あ、綾斗さん!わ、私と寝室が一緒で嫌じゃないんですか?
なんなら私、ソファーで寝るので言ってください!」
「ねえ、昔僕と会ってたの覚えてる?昔って言っても6歳ぐらいの時なんだけど。」
今それと何の関係が…
「すみません…覚えていません。」
「いや、謝らなくていいんだ。ええーっと寝室の話だっけ。
僕は別に大丈夫だよ。というかソファーで寝るんだったら僕が寝るから。」
なんて苦笑交じりで言う。とりあえずはい、と返事をしておいたけど本当に覚えてない。申し訳ないけど。
あ、まって!?大丈夫って言ったけど実はプレイボーイなの!?
ち、ちょっと怖いかも…もう私寝れないじゃん…
夕飯の時間になり、今日は綾斗さんが作ってくれるそう。さすがに片づけは私がしなきゃ。
「おいしかったです。ありがとうございました。片づけは私がしますね。」
「いいのに…僕がするよ。今日は疲れてるでしょ?」
なんて言われながら顔が間近にくる。
思わず持っていたコップを割ってしまった。
「あ!ごめんなさい!今すぐ片づけます!」
割れたコップの破片を一つ一つひろいながら言う。すると彼は
「危ないからいいよ。僕がする。」
といいながら破片を拾ってくれる。拾っていると手が当たり、なんだか恥ずかしくなる。
「あ、あ、あありがとうございます!さっきからなんだかすみません!」
「今日はいろいろあってつかれてるからだよ。気にしなくてもいいよ。
それよりお風呂入っておいで。」
また壊してしまったらもったいないからお風呂に入ることにした。今日はいろいろありすぎちゃった…
そしてお風呂からあがって寝室に行くとお風呂上がりの綾斗さんがいた。
「ゆっくりつかれた?もう遅いし、寝よう。明日は休みだからお互いに沢山話をしよう。」
ベッドも同じで背中が触れそうな距離。あ、私寝相悪いんだった…
なんて考えてたら後ろからは規則正しい寝息が。気持ちよさそうと思っていたらいつのまにか寝ていた。
そして朝。私は綾斗さんよりも早く起きたらしい。起きた瞬間顔が目の前にあり叫びそうになった。
髪がサラサラしてて気持ちよさそう…と思っていたら無意識に髪の毛を触っていた。
「僕は襲わないといったけどまさかそっちが襲ってくるとは。」
急に目がパチっと開いた彼、綾斗さんが言った。
なにかよくわからないけど言われたように従う。するといつの間にか捕まえられていた手が離された。
しばらく待っていると突然視界が明るくなった。そして音も聞こえるようになった。
「もう大丈夫だよ。さっきは咄嗟に香織ちゃんって呼んじゃったけど
香織ちゃんって呼んでもいい?それとも香織さん?」
私はこの香織ちゃんを知ってる気がする…
「香織ちゃんで大丈夫です。さっきは助けていただきありがとうございました。」
「別にいいよ、これぐらい。婚約者なんだしさ。それとこれから新居に向かうよ。
今日はもう時間が時間だ。鏑木さんには連絡してるから、行くよ。」
そう言って連れてこられたのは海が見える屋敷。
うちも大きいけどここはうちの少し小さいぐらいかな。でも海が夕日に照らされてとてもキレイ。
「気に入ってもらえてうれしいよ。でもここには使用人がいないんだ。」
「それは大丈夫です。私、一人暮らししているので、家事全般できます。」
「そうなのか。大学にはここから通ってね。前に住んでたところよりかは近いから。
実は僕も初めて入るんだ。各自荷物はすでに送られているらしいよ。さっそく中に入ろう。」
うわー私の好みにすごくあってる…
「寝室はこっちみたい。でも寝室は一つしかないみたいだ。」
ガーン!せめて寝室は別がよかった…
立花綾斗さんは持っている地図を身ながら説明する。
「あ、あの、あ、あ、綾斗さん!わ、私と寝室が一緒で嫌じゃないんですか?
なんなら私、ソファーで寝るので言ってください!」
「ねえ、昔僕と会ってたの覚えてる?昔って言っても6歳ぐらいの時なんだけど。」
今それと何の関係が…
「すみません…覚えていません。」
「いや、謝らなくていいんだ。ええーっと寝室の話だっけ。
僕は別に大丈夫だよ。というかソファーで寝るんだったら僕が寝るから。」
なんて苦笑交じりで言う。とりあえずはい、と返事をしておいたけど本当に覚えてない。申し訳ないけど。
あ、まって!?大丈夫って言ったけど実はプレイボーイなの!?
ち、ちょっと怖いかも…もう私寝れないじゃん…
夕飯の時間になり、今日は綾斗さんが作ってくれるそう。さすがに片づけは私がしなきゃ。
「おいしかったです。ありがとうございました。片づけは私がしますね。」
「いいのに…僕がするよ。今日は疲れてるでしょ?」
なんて言われながら顔が間近にくる。
思わず持っていたコップを割ってしまった。
「あ!ごめんなさい!今すぐ片づけます!」
割れたコップの破片を一つ一つひろいながら言う。すると彼は
「危ないからいいよ。僕がする。」
といいながら破片を拾ってくれる。拾っていると手が当たり、なんだか恥ずかしくなる。
「あ、あ、あありがとうございます!さっきからなんだかすみません!」
「今日はいろいろあってつかれてるからだよ。気にしなくてもいいよ。
それよりお風呂入っておいで。」
また壊してしまったらもったいないからお風呂に入ることにした。今日はいろいろありすぎちゃった…
そしてお風呂からあがって寝室に行くとお風呂上がりの綾斗さんがいた。
「ゆっくりつかれた?もう遅いし、寝よう。明日は休みだからお互いに沢山話をしよう。」
ベッドも同じで背中が触れそうな距離。あ、私寝相悪いんだった…
なんて考えてたら後ろからは規則正しい寝息が。気持ちよさそうと思っていたらいつのまにか寝ていた。
そして朝。私は綾斗さんよりも早く起きたらしい。起きた瞬間顔が目の前にあり叫びそうになった。
髪がサラサラしてて気持ちよさそう…と思っていたら無意識に髪の毛を触っていた。
「僕は襲わないといったけどまさかそっちが襲ってくるとは。」
急に目がパチっと開いた彼、綾斗さんが言った。