妄想の恋が実現した結果。
「いや、あ、これは…」
としどろもどろになる。
「これは?」
「ごめんなさい、髪がサラサラしてて気持ちよさそうだったので手が無意識に動きました…」
「なんだ、そんなことか。ほら手を出して。
香織ちゃんによしよしされてて気持ちいい。」
手を出すと綾斗さんの頭にもっていきなでるように触らしてもらった。
そして寝起きのせいかカワイイ…と思ってしまう自分が腹立たしい。
「これで僕の髪を触ったこと許してあげる。
ねえ、今日は沢山話をするんだよね。ならショッピングにしながら話そっかじゃあ着替えてきて。」
逃げるように出ていき急いで服を着替えた。今日は白のワンピース。結構気に入ってる服。
「可愛いね。」
リビングで待っていると耳元でささやかれた。とっさに跳んでしまった。
「も、もう!綾斗さん!」
「え、僕なにかした?」
て、天然…一番タチ悪いじゃん…でも妄想の彼もこんな感じだったり…
「準備はok?今日は僕が運転するね。」
綾斗さんに似合う車が出てきた。カッコいい…
ん?これは車がカッコいいの?それともあ、綾斗さん…?
「香織ちゃん?どうした?行かないの?」
「あ、はい!今行きます!」
助手席に乗った私は隣で運転している綾斗さんを見る。やっぱり似合うな~
「香織ちゃん、そんなに見られたら運転しにくいよ…」
「あ、ごめんなさい!つ、つい…」
「さあ着いたよ。家に一番近いのはショッピングモールなんだ。
なんでも好きなものを選んで。買うから。」
「え、いいですよ!そんな…悪いですし…」
「いいからいいから!」
いろいろ店をまわっているとジュエリーショップの前を通った。
「このネックレス、かわいい…」
思わず声に出ていた。なんでもないです、そうつけ足しておく。だって値段、高いし。
「これ?いいよ。すみませーん、これください。」
綾斗さんは相変わらず好きだね、香織ちゃん、とボソッっとつぶやいた。どういうことだろう…
「はい!この商品、ただいまキャンペーン中でして、ペアリングがセットでついてきます!
いかがでしょうか~!」
「ならペアリングとこのネックレス2つ、色違いで。」
「え、綾斗さん!そんな!悪いですよ!」
「香織ちゃん、さっきも同じこと言ったよ?
それにこれは僕からのプレゼント。受け取って?」
爽やかスマイルで言われるとまた鳥肌が立つ。でも親切は受け取っておいたほうがいいよね…
「は、はい…ありがとうございます。
ってかキャンペーンでペアリングがつくなんて経営状況大丈夫なの…?」
思わず声に出しちゃった。多分ギリギリ店員さんには聞こえてないと思う。
「多分、経営状況が悪いんだろうね。
ここはうちのライバル社の店なんだ。今日はここへ偵察に来たんだけど
君がここを選んでくれたから手間が省けたよ。香織ちゃんはそれに経営者の素質を持ってるんじゃない?」
「そんなこちないですよ!私は未熟者です!」
「そうかな?あ、支払いはカードで。」
カードのせいで金額がわからない…
絶対高額なのに綾斗さんはにこにこ支払う。ちょっと怖いかも。
としどろもどろになる。
「これは?」
「ごめんなさい、髪がサラサラしてて気持ちよさそうだったので手が無意識に動きました…」
「なんだ、そんなことか。ほら手を出して。
香織ちゃんによしよしされてて気持ちいい。」
手を出すと綾斗さんの頭にもっていきなでるように触らしてもらった。
そして寝起きのせいかカワイイ…と思ってしまう自分が腹立たしい。
「これで僕の髪を触ったこと許してあげる。
ねえ、今日は沢山話をするんだよね。ならショッピングにしながら話そっかじゃあ着替えてきて。」
逃げるように出ていき急いで服を着替えた。今日は白のワンピース。結構気に入ってる服。
「可愛いね。」
リビングで待っていると耳元でささやかれた。とっさに跳んでしまった。
「も、もう!綾斗さん!」
「え、僕なにかした?」
て、天然…一番タチ悪いじゃん…でも妄想の彼もこんな感じだったり…
「準備はok?今日は僕が運転するね。」
綾斗さんに似合う車が出てきた。カッコいい…
ん?これは車がカッコいいの?それともあ、綾斗さん…?
「香織ちゃん?どうした?行かないの?」
「あ、はい!今行きます!」
助手席に乗った私は隣で運転している綾斗さんを見る。やっぱり似合うな~
「香織ちゃん、そんなに見られたら運転しにくいよ…」
「あ、ごめんなさい!つ、つい…」
「さあ着いたよ。家に一番近いのはショッピングモールなんだ。
なんでも好きなものを選んで。買うから。」
「え、いいですよ!そんな…悪いですし…」
「いいからいいから!」
いろいろ店をまわっているとジュエリーショップの前を通った。
「このネックレス、かわいい…」
思わず声に出ていた。なんでもないです、そうつけ足しておく。だって値段、高いし。
「これ?いいよ。すみませーん、これください。」
綾斗さんは相変わらず好きだね、香織ちゃん、とボソッっとつぶやいた。どういうことだろう…
「はい!この商品、ただいまキャンペーン中でして、ペアリングがセットでついてきます!
いかがでしょうか~!」
「ならペアリングとこのネックレス2つ、色違いで。」
「え、綾斗さん!そんな!悪いですよ!」
「香織ちゃん、さっきも同じこと言ったよ?
それにこれは僕からのプレゼント。受け取って?」
爽やかスマイルで言われるとまた鳥肌が立つ。でも親切は受け取っておいたほうがいいよね…
「は、はい…ありがとうございます。
ってかキャンペーンでペアリングがつくなんて経営状況大丈夫なの…?」
思わず声に出しちゃった。多分ギリギリ店員さんには聞こえてないと思う。
「多分、経営状況が悪いんだろうね。
ここはうちのライバル社の店なんだ。今日はここへ偵察に来たんだけど
君がここを選んでくれたから手間が省けたよ。香織ちゃんはそれに経営者の素質を持ってるんじゃない?」
「そんなこちないですよ!私は未熟者です!」
「そうかな?あ、支払いはカードで。」
カードのせいで金額がわからない…
絶対高額なのに綾斗さんはにこにこ支払う。ちょっと怖いかも。