†私の初恋レシピ†
「ヤヤ、あのね?先生はさっき、あんたが授業中に大声出したから怒ったの。あんたがいつ昼寝するか、なんてコトを聞いたんじゃ無いから!自分の発言がクラスを笑いの渦にしていることに早く気付きな〜。」
七海チャンはそう言って、私を先生に差し出した。
「あ!チョットぉ・・・・こんなの裏切りだぁ・・・。先生!」
突然呼ばれて「へ?」と間抜けな返事をする先生を見つめて、言った。
「優しく・・・して下さい!!」
「ッ?!・・はぁ////もういいや。授業が終わるまで立ってろ!」
先生はそう言うと、急いでと黒板のほうへ戻って行った。
「・・・・・・・・え?」
てっきり先生の拳が降ってくると思ってた私は、授業が終わるまでただボー然と突っ立っていた。