†私の初恋レシピ†
「そんなぁ・・・。あれ?起こそうとしたってことは、まさか先輩、私の寝顔・・・・?!」
「ん。しっかりと見ちゃいました。」
ブイサインして言わないで下さい〜!!
「いやだぁぁぁあ!!!!その記憶、今すぐ消去しちゃって下さいーーー!」
「え〜・・・・・。
可愛かったのに・・・(ボソッ)」
「えーじゃなくて!って、今何か言いました?」
「ん?いや、何でもないよ。大丈夫!ヨダレとか寝言とか一切なかったから!」
「そんな問題じゃなくって!!・・・・恥ずかしいじゃん(ボソッ)」
「ん?最後のほうなんて言った?」
「へ?!なんでもないです!」
好きな人だから、見られたく無いなんて、言えないよぉ!!///
「じゃあ、ここの戸締まりよろしくね。俺他の教室の点検もあとチョット残ってるから。」
「あ、はい!じゃあ・・・・」
「うん。あ、そういえば、さっき俺の名前呼んだよね?」
「え?!ぃや!あれは〜・・・。」
「ん〜?どうした?」
ギャ〜〜ッ!先輩が近寄って来る〜!??
「にゃ、にゃんでも!にゃいです!!」
プッ
「にゃんって・・・・可愛いな〜。」
「はぃ!?ぃ、ぃ、いま!なんと?!」
「焦るとそうなるの?面白いな、君」
可愛いって!可愛いって!!
お世辞でも、笑われたって、なんだか嬉しい!!