繋いだ手は二度と離さないで




「知らない?」




私の中で頭に浮かんだ人とは違うかもしれない。




同姓同名の知らない人かもしれない。




「あ、あれだよ!」




視線を向けた瞬間、身長が高くて大人っぽい顔になったけど、



確かに'アイツ'だった。



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