繋いだ手は二度と離さないで



でもある時、唯斗と帰る約束をした日に、




女子の集団に呼び出された。





「ねぇいつまで付き合ってるの?」




「いつまでって…」




「ねぇ知ってた?


唯斗くんの成績最近落ちてるみたいよ。



それあんたが関係してるんじゃないの?」




え。知らない。




唯斗は、成績も良くて運動もできる完璧男子だった。




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