俺が好きって認めれば?【完】
するとボールは綺麗なカーブを描き、ピンの真ん中へ。





ボールは残り1本を残し、あとのピン9本を倒したのだった。





「えっ!すごい!なんで!?今まで全然倒れなかったのに!」


「ま、俺の教えが上手いからだな」





すごい!すごすぎるよ!


さっきまで全然倒れなかったのに!





ピンが沢山倒せたことに感動を覚え、目をキラキラと輝かせ、感激していた。





「美冬!遊君!今の見てた!?」


「見てた見てた」


「恵那ちゃんすごく上手だったよ!」





2人は喜ぶ私を見て、クスリと笑みを零していた。





「恭哉君、ありがとね!恭哉君のおかげだよ!」


「なに当たり前のこと言ってんだよ」





恭哉君も褒められて、満更でもなさそうな笑みを零す。
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