俺が好きって認めれば?【完】
恭哉君のこと好きでもないのに、なんで私からそんなことしなくちゃいけないのよっ!
「しないの?」
「するわけないじゃんっばかっ!」
顔を真っ赤にさせ、焦った表情を浮かべる。
そんな私を見て、恭哉君はクスリと笑う。
「俺のこと好きなくせに」
「はっ!?好きな訳ないでしょ…!」
「ふっ、ほんと嘘つくの下手だな」
なっ、なによそれ…!
自意識過剰なんじゃないの…!?
私は…恭哉君なんて大嫌いなのに…
本当にムカつくのに…
全然好きじゃないのに…。
なのに、どうしてこんなに胸がドキドキするの…?
「もうっ、私先帰るから!」
そう言って私は恭哉君に背を向け、保健室のドアに手をかけた。
「しないの?」
「するわけないじゃんっばかっ!」
顔を真っ赤にさせ、焦った表情を浮かべる。
そんな私を見て、恭哉君はクスリと笑う。
「俺のこと好きなくせに」
「はっ!?好きな訳ないでしょ…!」
「ふっ、ほんと嘘つくの下手だな」
なっ、なによそれ…!
自意識過剰なんじゃないの…!?
私は…恭哉君なんて大嫌いなのに…
本当にムカつくのに…
全然好きじゃないのに…。
なのに、どうしてこんなに胸がドキドキするの…?
「もうっ、私先帰るから!」
そう言って私は恭哉君に背を向け、保健室のドアに手をかけた。