俺が好きって認めれば?【完】
「俺がせっかく一緒に寝てやったのに、なに学校休んでんだよバーカ」


「ちょっ…!?それは、忘れてって言ったじゃん…!」





ホッとしたのも束の間、途端私は焦った声を出す。





なんで今そのことを言うのよっ~!


せっかく思い出さずに話せてたのに!





「俺と一緒に寝てどうだった?ドキドキしただろ?」





恭哉君の声はどこか挑戦的で、またいつもみたいに私のことをからかってる口ぶりだった。





対して私は、電話越しだというのに、顔を赤くさせ、いつも通り遊ばれた態度になってしまう。





「別になんともないし…!ドキドキなんて、するわけないしっ?」





「俺はドキドキしたけど」





…えっ。





突然の爆弾発言に思考が停止する。
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