俺が好きって認めれば?【完】
「恵那ちゃんと出会ってから、女の子たちと遊ばなくなったよね」





はっ?


なんだよそれ、別に俺は…





「…人聞きの悪い言い方すんなよ」





「だって事実じゃん?最近は家に女の子連れ込まないし、放課後だって健全に家に帰ってるし、以前なら休日は女の子と遊びまくってたのに、今じゃ暇して俺なんかと遊んじゃってるし?」





おいおい、いくらなんでも盛りすぎた。





そんなにサカってねーよ。


俺のこと、どういう目で見てたんだよ。





「恵那は関係ねーよ。女と遊ぶのが面倒だっただけだし、意味なんてない」


「ふーん?素直じゃないね~」


「は?それ、どういう意味だよ」





さっきから遊は何が言いたいんだよ。





言いたいことがあるならハッキリ言えよ。





「俺から恭哉に言いたいことは1つ!」
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