俺が好きって認めれば?【完】
#THIRD
「そんな顔されたらもっと虐めたくなる」
###♡
「ねーねー!突然だけどさ、来週の夏祭り4人で行こうぜ!」
本格的な夏を迎え、ジリジリと太陽が照り付ける季節となった。
そしていよいよ明日から、学生にとって最大の楽しみである夏休みが始まろうとしていた。
そのためどのクラスもいつも以上に騒がしく、夏休みの話で盛り上がっていた。
そんな前期最後のお昼休み、いつもの如く4人で昼食を食べていると、周りに便乗するように遊君が唐突に口を開いたのであった。
「よ、4人ってこのメンバー?」
「もっちろん♪絶対楽しいから行こうよ!」
聞き返す私に遊君はキラキラとした瞳を向ける。
そんな遊君に若干驚いた表情を見せつつ、美冬とこっそり視線を合わせる。
…実は、ちょうど美冬と一緒に夏祭りへ行こうと話をしていたところなのだ。
それは勿論、4人ではなく2人で行くつもりだったんだけど。
私は4人でもきっと楽しいだろうから、構わないけど。
美冬はどう思ってるのかな?
「ねーねー!突然だけどさ、来週の夏祭り4人で行こうぜ!」
本格的な夏を迎え、ジリジリと太陽が照り付ける季節となった。
そしていよいよ明日から、学生にとって最大の楽しみである夏休みが始まろうとしていた。
そのためどのクラスもいつも以上に騒がしく、夏休みの話で盛り上がっていた。
そんな前期最後のお昼休み、いつもの如く4人で昼食を食べていると、周りに便乗するように遊君が唐突に口を開いたのであった。
「よ、4人ってこのメンバー?」
「もっちろん♪絶対楽しいから行こうよ!」
聞き返す私に遊君はキラキラとした瞳を向ける。
そんな遊君に若干驚いた表情を見せつつ、美冬とこっそり視線を合わせる。
…実は、ちょうど美冬と一緒に夏祭りへ行こうと話をしていたところなのだ。
それは勿論、4人ではなく2人で行くつもりだったんだけど。
私は4人でもきっと楽しいだろうから、構わないけど。
美冬はどう思ってるのかな?