俺が好きって認めれば?【完】
#FORTH
「…好きって言いたいだけなのに」
###♡
休みが明け、週始まりの朝。
美冬にあの日の出来事を根掘り葉掘り聞かれていた。
「もう、ほんとに心配したんだから」
「ごめん!ほんと、ご心配おかけしました」
あれから美冬には簡単にメールで内容は伝えてはいたが、私に会って話を聞くまでずっと心配してくれていたらしい。
…ほんと私ってば、どれだけ美冬に心配をかければ気が済むんだか…。
「遊にあの後輩の話聞いてから、恵那が何かされたんじゃないかって気が気じゃなかったわよ」
「うん…まあ、ちょっと驚いたけど」
隼人君のこと以上に色々ありすぎて、そっちの方に驚いてたんだけどね…。
すると美冬は途端、口元にニヤリとした笑みを浮かべる。
「で、恭哉君とはそれからどうなったわけ?」
「べっ、別にどうもなってない…かな?」
「えっ、そんなことまで言われて、なにも進展なし?」
「だっ、だって急すぎてビックリしちゃって…」
休みが明け、週始まりの朝。
美冬にあの日の出来事を根掘り葉掘り聞かれていた。
「もう、ほんとに心配したんだから」
「ごめん!ほんと、ご心配おかけしました」
あれから美冬には簡単にメールで内容は伝えてはいたが、私に会って話を聞くまでずっと心配してくれていたらしい。
…ほんと私ってば、どれだけ美冬に心配をかければ気が済むんだか…。
「遊にあの後輩の話聞いてから、恵那が何かされたんじゃないかって気が気じゃなかったわよ」
「うん…まあ、ちょっと驚いたけど」
隼人君のこと以上に色々ありすぎて、そっちの方に驚いてたんだけどね…。
すると美冬は途端、口元にニヤリとした笑みを浮かべる。
「で、恭哉君とはそれからどうなったわけ?」
「べっ、別にどうもなってない…かな?」
「えっ、そんなことまで言われて、なにも進展なし?」
「だっ、だって急すぎてビックリしちゃって…」