俺が好きって認めれば?【完】
そして…





「気まぐれ、だな」





「…はあああっ!?」





それだけを言うと、教室を出て行ったのであった。





きっ、気まぐれ!?





普通、気まぐれでキスしますっ!?





信じられない…。


じゃあなに、ということは、私は恭哉君の気まぐれで2回も唇を奪われたってこと!?





最悪だ…


身を汚された気がする…。





絶望に満ちた表情を浮かべながら、その場に座り込んだ。
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