俺が好きって認めれば?【完】
恭哉君とはあの日以来、特に変わったことはない。
いつも通りみんなでお昼ご飯を食べたり、一緒に帰ったり。
別に喧嘩をしたわけじゃないから、普通に話だってする。
ただ、どうして恭哉君は何も答えてくれないのか、それだけが疑問に残っていた。
からかって冗談言っただけなら、そうやって言ってくれればいいのに。
それともいつもみたいな気まぐれだったの?
時々、恭哉君のことが分からなくなる。
あんなに近くに居たと思ったら、気づけば遥か遠くにいる。
私の手の間をすり抜けて、その本当の部分には触れさせてくれない。
もどかしい気持ちと、そうだよねって納得してしまう気持ち。
両方が私の中にある率直な感情だった。
とにかく今日は一旦恭哉君のことは忘れて打ち上げを楽しもうっ!
こういう学校行事はノリと勢いで楽しまないとね!
無理矢理気持ちを入れ替え、放課後が来るのを楽しみに待った。
いつも通りみんなでお昼ご飯を食べたり、一緒に帰ったり。
別に喧嘩をしたわけじゃないから、普通に話だってする。
ただ、どうして恭哉君は何も答えてくれないのか、それだけが疑問に残っていた。
からかって冗談言っただけなら、そうやって言ってくれればいいのに。
それともいつもみたいな気まぐれだったの?
時々、恭哉君のことが分からなくなる。
あんなに近くに居たと思ったら、気づけば遥か遠くにいる。
私の手の間をすり抜けて、その本当の部分には触れさせてくれない。
もどかしい気持ちと、そうだよねって納得してしまう気持ち。
両方が私の中にある率直な感情だった。
とにかく今日は一旦恭哉君のことは忘れて打ち上げを楽しもうっ!
こういう学校行事はノリと勢いで楽しまないとね!
無理矢理気持ちを入れ替え、放課後が来るのを楽しみに待った。