俺が好きって認めれば?【完】
考えたところで分かんないし。
そもそも恭哉君に好かれたいなんて、一度も思ったことないし。
いつも通りにしてれば大丈夫だよね?
「成り行き、ね…私は恵那のこと見守ってるよ」
「なんかごめんね、私なんかに付き合わせちゃって」
すると美冬は優しく微笑み、私の頭をポンッと撫でた。
「気にしなくていいよ。恵那のためだから」
「美冬…!ありがとう…!私、一生美冬についていくよ!」
感激のあまり抱き着こうと、伸ばした腕を見事に交わされる。
「ははっ、大袈裟すぎ」
そう言って、クールに笑う美冬に惚れ直したのはこれで何回目だろうか。
そもそも恭哉君に好かれたいなんて、一度も思ったことないし。
いつも通りにしてれば大丈夫だよね?
「成り行き、ね…私は恵那のこと見守ってるよ」
「なんかごめんね、私なんかに付き合わせちゃって」
すると美冬は優しく微笑み、私の頭をポンッと撫でた。
「気にしなくていいよ。恵那のためだから」
「美冬…!ありがとう…!私、一生美冬についていくよ!」
感激のあまり抱き着こうと、伸ばした腕を見事に交わされる。
「ははっ、大袈裟すぎ」
そう言って、クールに笑う美冬に惚れ直したのはこれで何回目だろうか。