Silver Night-シルバーナイト-
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クリームの家
いつの間にか眠りに落ちていた。
ゆっくりと、優しく、琉聖が頭を撫でてくれていたような気がする。
あの後、結局私が今日一体何があったのか琉聖に言う事は無かった。
それでもきっと彼は、言わなくても分かっていたと思う。
けど、何があったのか私が言わなかったのは…琉聖が言ってくれた言葉を理解していないからじゃない。
あの時琉聖が私を見つけてくれただけで、側に居てくれただけで…それが私の支えになっていたから。
もうあの辛い気持ちを、ワザワザ言う必要はないとそう思ったから。