雨の日の奇跡。



「はる…」


背を向けて歩いていたはずの天音が振り向く


「天音、私…
私…天音のことがすき」

「はる…俺もはるが好きだ」



静かに唇が重なって
嬉しいはずのに涙が溢れてくる


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