ー神様が恋をした人間ー
優しい笑みを浮かべるヒナに俺は
また自分勝手な
〝生き物〟かもしれない
信用できない
今まで関わってきた人の
関わりから
そう勝手に思ってしまい
ティノ「今まで人の気配なんかなかった
一体どこから現れた」
睨みつけ剣をヒナに向けた
ヒナ「…さぁ?私は気がついたらここにいましたし…
私以外だーれもいない
〝安らぎの森〟ですよ ここは」
剣を向けたはずなのに
怯えもせず近寄ってくる
ティノ「…!!来るな!!
お前も!表面だけ笑っていて
裏は醜い塊なんだろ!?」
近寄ってくるヒナに
叫びながら剣を振るった
ヒナ「…!イッタ……」
振るった剣が
腕に当たり血がダラダラと出始める
ティノ「あ…!違う!違うんだ!!
頼むから来ないでくれ!!」
ヒナから流れる血を見て
泣きながら剣を投げ捨て
その場に蹲る
頼むから 来ないでくれ
俺はもう自分のせいで人が傷つく
姿なんか見たくない
リアもイルもエリシアも守れず
カナリアの暴走も止められない
弱い俺に近づかないで……
また自分勝手な
〝生き物〟かもしれない
信用できない
今まで関わってきた人の
関わりから
そう勝手に思ってしまい
ティノ「今まで人の気配なんかなかった
一体どこから現れた」
睨みつけ剣をヒナに向けた
ヒナ「…さぁ?私は気がついたらここにいましたし…
私以外だーれもいない
〝安らぎの森〟ですよ ここは」
剣を向けたはずなのに
怯えもせず近寄ってくる
ティノ「…!!来るな!!
お前も!表面だけ笑っていて
裏は醜い塊なんだろ!?」
近寄ってくるヒナに
叫びながら剣を振るった
ヒナ「…!イッタ……」
振るった剣が
腕に当たり血がダラダラと出始める
ティノ「あ…!違う!違うんだ!!
頼むから来ないでくれ!!」
ヒナから流れる血を見て
泣きながら剣を投げ捨て
その場に蹲る
頼むから 来ないでくれ
俺はもう自分のせいで人が傷つく
姿なんか見たくない
リアもイルもエリシアも守れず
カナリアの暴走も止められない
弱い俺に近づかないで……