ー神様が恋をした人間ー
震えながら泣いていたら
フワッと優しい温もりを感じる
泣きながら上を見上げる
上を見上げたら
ヒナが俺を抱きしめていた
ヒナ「何か悲しいことがあったんだね…
大丈夫 悲しい時は泣いて
けどね
私は貴方を放っておけないです
だから
癒させて?
貴方のその悲しい心を」
俺を抱きしめたまま
ヒナは優しい笑みを浮かべたまま
綺麗な声で歌い始める
涙が出るくらい
優しい優しい歌声と笑みは
俺の心を癒し始める
ティノ「…っ!!お…俺は…
自分が無力なのが…悔しい……
何もできない…何も守れない…
何が正しいのかすら…わからない…」
無意識に呟いてしまった
そんな俺をヒナは頭を撫でながら
歌うのを一旦やめ
ヒナ「そっか 貴方はこの場所に来るまで
苦しかったんだね
大丈夫 何が正しいのか分からない
なんて皆一緒
悔しいって気持ちがあるなら
乗り越えることはできるから」
そこまで言い
また歌を歌い始める
俺は静かに泣きながら
ヒナを抱きしめた
不思議なことに腕から流れた血は
塞がっていた
そんなことを思っていたが
優しい歌声に
次第に眠くなり
目を閉じた……
フワッと優しい温もりを感じる
泣きながら上を見上げる
上を見上げたら
ヒナが俺を抱きしめていた
ヒナ「何か悲しいことがあったんだね…
大丈夫 悲しい時は泣いて
けどね
私は貴方を放っておけないです
だから
癒させて?
貴方のその悲しい心を」
俺を抱きしめたまま
ヒナは優しい笑みを浮かべたまま
綺麗な声で歌い始める
涙が出るくらい
優しい優しい歌声と笑みは
俺の心を癒し始める
ティノ「…っ!!お…俺は…
自分が無力なのが…悔しい……
何もできない…何も守れない…
何が正しいのかすら…わからない…」
無意識に呟いてしまった
そんな俺をヒナは頭を撫でながら
歌うのを一旦やめ
ヒナ「そっか 貴方はこの場所に来るまで
苦しかったんだね
大丈夫 何が正しいのか分からない
なんて皆一緒
悔しいって気持ちがあるなら
乗り越えることはできるから」
そこまで言い
また歌を歌い始める
俺は静かに泣きながら
ヒナを抱きしめた
不思議なことに腕から流れた血は
塞がっていた
そんなことを思っていたが
優しい歌声に
次第に眠くなり
目を閉じた……