ー神様が恋をした人間ー
リマ「森の守り人 月雪ヒナ…
うん!いいですね!
こちらでは森の精霊と登録しときますね」
手を鳴らし
宙に画像を映し出すと
ピピッと登録を始める
ヒナ「あ リマ 私なるとは言ったけど
何かルールとかありますか?」
ルールはどの世界でもあるはず
疑問に思い質問する
ピピッと画面をタップしながら
リマ「そうですね…この森は
絶望に近い悲しみを持った人だけ
訪れる事ができます
その人からの攻撃は
全て森の守護としてすぐ回復しますが
自らこの森に来た人から攻撃は
致命傷になりますし…
万が一死にます」
登録が終わり画面を消し
心配そうに私を見る
ヒナ「わかりました
大丈夫 私はもう自らは
死のうなんて考えませんから」
安心させるように微笑む
リマ「…うん
ならリマの役割はここまでです!」
そう言うとリマの体が
淡くひかりすけ始める
ヒナ「…!リマ…!?」
透けるリマに思わず駆け寄る
リマ「えへへ…私 もう寿命が危なかったんです
だから森を任せる人を探していました
その時 ヒナに出会えた
消える最後に優しい人に会えて嬉しかった
ヒナ お願い……
この森で絶望を癒しながら
貴方も大切な…人を…み…つ…け…て…?」
どんどん透けて
声が途切れ途切れになる
ヒナ「……えぇ……
リマから引き継いだこの森で…
私は 役目を果たしますよ…
この世界で初めて会えた
優しい優しい〝友達〟に
歌をプレゼントしましょう……」
泣くのを堪え
消えていくリマに向かい
歌を歌い始める
リマ「…綺麗……
あぁ…初めての私の友達…
消えるのは……怖かったけど……
ありがとう……」
ポタッ……
涙を零し笑いながら
空に透けて消えてゆく
歌うのをやめ
ヒナ「さようなら…リマ」
消えてゆくリマを見ながら
涙を流し
空に手を振る
その瞬間から
月雪ヒナは改めて
新たなる森の精霊(守り人)へとなった
うん!いいですね!
こちらでは森の精霊と登録しときますね」
手を鳴らし
宙に画像を映し出すと
ピピッと登録を始める
ヒナ「あ リマ 私なるとは言ったけど
何かルールとかありますか?」
ルールはどの世界でもあるはず
疑問に思い質問する
ピピッと画面をタップしながら
リマ「そうですね…この森は
絶望に近い悲しみを持った人だけ
訪れる事ができます
その人からの攻撃は
全て森の守護としてすぐ回復しますが
自らこの森に来た人から攻撃は
致命傷になりますし…
万が一死にます」
登録が終わり画面を消し
心配そうに私を見る
ヒナ「わかりました
大丈夫 私はもう自らは
死のうなんて考えませんから」
安心させるように微笑む
リマ「…うん
ならリマの役割はここまでです!」
そう言うとリマの体が
淡くひかりすけ始める
ヒナ「…!リマ…!?」
透けるリマに思わず駆け寄る
リマ「えへへ…私 もう寿命が危なかったんです
だから森を任せる人を探していました
その時 ヒナに出会えた
消える最後に優しい人に会えて嬉しかった
ヒナ お願い……
この森で絶望を癒しながら
貴方も大切な…人を…み…つ…け…て…?」
どんどん透けて
声が途切れ途切れになる
ヒナ「……えぇ……
リマから引き継いだこの森で…
私は 役目を果たしますよ…
この世界で初めて会えた
優しい優しい〝友達〟に
歌をプレゼントしましょう……」
泣くのを堪え
消えていくリマに向かい
歌を歌い始める
リマ「…綺麗……
あぁ…初めての私の友達…
消えるのは……怖かったけど……
ありがとう……」
ポタッ……
涙を零し笑いながら
空に透けて消えてゆく
歌うのをやめ
ヒナ「さようなら…リマ」
消えてゆくリマを見ながら
涙を流し
空に手を振る
その瞬間から
月雪ヒナは改めて
新たなる森の精霊(守り人)へとなった