主任、それは ハンソク です!

 みんな一斉に笑いだしたから、話しはうまく流れてくれたようで、私は胸をなでおろす。

 でもその時。
 一人だけ私の頭上でしかめっ面をしている人がいるなんて。
 
 私はちっとも気付かなかった。


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