気まぐれ姫と孤独な狼
序章～気まぐれなお姫様と孤独な狼～
少女は、昔から探究心が深く、なんでも知りたがった。

だが、気まぐれで世間知らずということもあり、周りの大人は少女に色々なことを呆れながらも教えた。

いつしか少女は高校生になり、その探究心もまた、少女の成長につれて膨らんでいった。

そんな中、少女は学校の噂と称して1匹の狼の存在を知る。


____

彼は、昔から狼と人のハーフとして生まれた。

小さい頃から狼と人の姿を自由自在に変えられることから、周りの大人、ましてや友人からも忌み嫌われる存在になった。


そんな彼も高校生となり、孤独なクール系男子と女子達からもてはやされるようになった。


そんなことを彼は歯牙にもかけなかったが、そんな黄色い声が、彼の孤独心を埋めていてくれていたものだということは誰も知らないであろう。


そんな中、彼は1人の少女に会う。



さあ、2人と1匹は、どんなストーリーを描いてくれるのか。


それは、誰にも分からない。







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