みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
スピリット?
理事長の口からとび出た聞きなれないワードに首を傾げる
「スピリットとは、要するに精霊のことです。あなた、人間ではなく、精霊の類なんでしょう?」
「なっ・・・・・・!」
当てられた?!
今まで、誰にも気づかれなかったのに?!
「図星、ですか」
「・・・・・・でも、なぜそのようなことを仰るんですか?」
あたしは理事長の瞳を見据える
黒い瞳を細め、喋り出す
「あなたの魔力の波長ですよ」
「魔力の、波長で・・・・・・?でも、そんな芸当は人間にできるはずが」
「私は千聖や春ちゃんたちとは魔法に関わってきた時間が違いますから。少しずつ、魔力の波長を感じ取ることができるようになったんです」
マジかよ
あたしは精霊だから、意識せずとも魔力の波長は感じ取れる
使う魔法によって魔力の滑らかさや波打ち方が違うんだ
そんな感じで魔力の波長を感じ取る。ああ、もちろん魔法の発動時だけじゃねえよ?
普通にそこにいる魔法使いの波長も感じ取れる
どんな感じなんだってな
「あなたの波長は今までに感じたことはありませんでした。柔らかく滑らかで・・・・・・とても不思議な波長でした」
「理事長・・・・・・それは」
「ええ、ですから、あなたは人間ではないと思ったのです。到底人間には、このような波長は生み出せないと」
精霊の波長には特徴がある
中でも、精霊女王の波長なんかは特異
それを感じ取ってしまったんだ
「単刀直入に申し上げます。精霊女王様で間違いありませんね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「肯定、ということでよろしいんですね」
理事長の口からとび出た聞きなれないワードに首を傾げる
「スピリットとは、要するに精霊のことです。あなた、人間ではなく、精霊の類なんでしょう?」
「なっ・・・・・・!」
当てられた?!
今まで、誰にも気づかれなかったのに?!
「図星、ですか」
「・・・・・・でも、なぜそのようなことを仰るんですか?」
あたしは理事長の瞳を見据える
黒い瞳を細め、喋り出す
「あなたの魔力の波長ですよ」
「魔力の、波長で・・・・・・?でも、そんな芸当は人間にできるはずが」
「私は千聖や春ちゃんたちとは魔法に関わってきた時間が違いますから。少しずつ、魔力の波長を感じ取ることができるようになったんです」
マジかよ
あたしは精霊だから、意識せずとも魔力の波長は感じ取れる
使う魔法によって魔力の滑らかさや波打ち方が違うんだ
そんな感じで魔力の波長を感じ取る。ああ、もちろん魔法の発動時だけじゃねえよ?
普通にそこにいる魔法使いの波長も感じ取れる
どんな感じなんだってな
「あなたの波長は今までに感じたことはありませんでした。柔らかく滑らかで・・・・・・とても不思議な波長でした」
「理事長・・・・・・それは」
「ええ、ですから、あなたは人間ではないと思ったのです。到底人間には、このような波長は生み出せないと」
精霊の波長には特徴がある
中でも、精霊女王の波長なんかは特異
それを感じ取ってしまったんだ
「単刀直入に申し上げます。精霊女王様で間違いありませんね?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「肯定、ということでよろしいんですね」