みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
「美杏はしばらく動けないでしょう?」
「そうだな・・・・・・リーナ、手を貸してくれるか」
「もちろん」
ふわっと廊下の脇から飛び出し、あたしの元へ来ると、そっと手を差し伸べてくれた
ここは甘えて手を握り返し、力の入らない足を奮い立たせて、無理やり立ち上がる
・・・・・・多分、リーナに負担がかかったかも
「リーナ、ありがとな」
「これくらい当然よ・・・・・・」
リーナと会話を交わした直後
「なによ・・・・・・なんなのよなんなのよ!多数対1人なんて分が悪いでしょ!」
アイラの瘴気が膨れ上がる
しかし、あたし達の元へ届くことは無かった
まるで見えない何かに、進行を阻まれているかのよう
・・・・・・これだけの瘴気に勝てる、神力を貰ったのか
千聖たちは
「絶対美杏の所には近づけないからね!」
「うん、絶対に・・・・・・近づけないよ」
「ってゆーか何この神様・・・・・・」
「無駄話も程々にしろ」
「零きっつう・・・・・・あ、なんでもねぇわ」
こんな状況下でありながらも軽口を叩けるのは正直、すごい
あたしも負けてらんねぇな
神界は、本来神力が立ちこめている
ここは瘴気に満ちているがな
だが今は神を介抱した後・・・・・・つまり、彼らはこの王宮の周辺は既に、浄化済みのはず
なら
「神聖なる魔力よ、我の周辺を範囲とし、ここに集え」
浄化された神力だけを集め、魔力に変換すれば問題ない
思った通り、凄まじい勢いであたしの元に神力が集まった
即座に取り込み、魔力へと変換する
よし・・・・・・
「そうだな・・・・・・リーナ、手を貸してくれるか」
「もちろん」
ふわっと廊下の脇から飛び出し、あたしの元へ来ると、そっと手を差し伸べてくれた
ここは甘えて手を握り返し、力の入らない足を奮い立たせて、無理やり立ち上がる
・・・・・・多分、リーナに負担がかかったかも
「リーナ、ありがとな」
「これくらい当然よ・・・・・・」
リーナと会話を交わした直後
「なによ・・・・・・なんなのよなんなのよ!多数対1人なんて分が悪いでしょ!」
アイラの瘴気が膨れ上がる
しかし、あたし達の元へ届くことは無かった
まるで見えない何かに、進行を阻まれているかのよう
・・・・・・これだけの瘴気に勝てる、神力を貰ったのか
千聖たちは
「絶対美杏の所には近づけないからね!」
「うん、絶対に・・・・・・近づけないよ」
「ってゆーか何この神様・・・・・・」
「無駄話も程々にしろ」
「零きっつう・・・・・・あ、なんでもねぇわ」
こんな状況下でありながらも軽口を叩けるのは正直、すごい
あたしも負けてらんねぇな
神界は、本来神力が立ちこめている
ここは瘴気に満ちているがな
だが今は神を介抱した後・・・・・・つまり、彼らはこの王宮の周辺は既に、浄化済みのはず
なら
「神聖なる魔力よ、我の周辺を範囲とし、ここに集え」
浄化された神力だけを集め、魔力に変換すれば問題ない
思った通り、凄まじい勢いであたしの元に神力が集まった
即座に取り込み、魔力へと変換する
よし・・・・・・