みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
「ひぃっ・・・・・・」
あたしの殺気を察知して、千聖は頭を縦に、恐ろしいスピードで振った
「ねねねねね寝てましたっ!ごめんなさい許して!」
「仕方ねぇな・・・・・・」
まあ、今日のところは許してやるか
にしても、やたらと春が静かじゃないか?
そう思い、千聖の向こう側を覗いてみると───
「んん〜〜〜・・・・・・むにゃ」
気持ちよさそうに、背もたれに凭れて寝ている春の姿が
ぷちっと、あたしの中で何かが切れた
「いい度胸じゃねぇか・・・・・・」
この直後
体育館中に、春の悲鳴が響いたことは言うまでもない
「おはようございます。これより、第105回私立魔法使い育成学校の入学式を執り行います。まず、副理事長からの挨拶です───」
周りが寝ているヤツらが多い中、千聖と春、そしてなぜか翔太までも、背筋をぴしっと伸ばして、壇上にいる司会の話を聞いていた
2人はわかるけど、なんで翔太まで改まってるんだよ・・・・・・
「みなさん、ご入学おめでとうございます。本日は理事長が不在のため、理事長から挨拶の手紙を承っております。代わりに副理事長である私が、代読させていただき・・・・・・」
壇上の机の前に立った副理事長とやらが、マイクに向かって話し出した
長い話が続く
うん、カットだな。さくっとカット
「・・・・・・それでは、学校生活を思う存分に楽しんで、魔法を学び、将来のために尽くしてください」
壇上にいた副理事長は、ぺこっと一礼してから壇上を降りた
あたしの殺気を察知して、千聖は頭を縦に、恐ろしいスピードで振った
「ねねねねね寝てましたっ!ごめんなさい許して!」
「仕方ねぇな・・・・・・」
まあ、今日のところは許してやるか
にしても、やたらと春が静かじゃないか?
そう思い、千聖の向こう側を覗いてみると───
「んん〜〜〜・・・・・・むにゃ」
気持ちよさそうに、背もたれに凭れて寝ている春の姿が
ぷちっと、あたしの中で何かが切れた
「いい度胸じゃねぇか・・・・・・」
この直後
体育館中に、春の悲鳴が響いたことは言うまでもない
「おはようございます。これより、第105回私立魔法使い育成学校の入学式を執り行います。まず、副理事長からの挨拶です───」
周りが寝ているヤツらが多い中、千聖と春、そしてなぜか翔太までも、背筋をぴしっと伸ばして、壇上にいる司会の話を聞いていた
2人はわかるけど、なんで翔太まで改まってるんだよ・・・・・・
「みなさん、ご入学おめでとうございます。本日は理事長が不在のため、理事長から挨拶の手紙を承っております。代わりに副理事長である私が、代読させていただき・・・・・・」
壇上の机の前に立った副理事長とやらが、マイクに向かって話し出した
長い話が続く
うん、カットだな。さくっとカット
「・・・・・・それでは、学校生活を思う存分に楽しんで、魔法を学び、将来のために尽くしてください」
壇上にいた副理事長は、ぺこっと一礼してから壇上を降りた