みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
荷物整理を終えた後、もうすぐ夕食の時間ということで誰が作るのかを決めていた

結局、あたしがすることになった

その間、春はお風呂に入るらしい

リーナはあたしの部屋でくつろいどくと

で、千聖は眠いということで、ソファで仮眠をとることに

なんでも、昨夜は色々と忙しかったらしく・・・・・・そのせいで寝坊し、慌ててでてきた挙句迷子になったとか

ドジだな・・・・・・というより、要領が悪いのか?こいつ

「それじゃあ早速、お風呂入ってくるねー」

春がうきうきとした様子で、自室に入ってから、寝間着と下着をとって出てきた

そのまま、スキップでお風呂場に向かう

「じゃあ、あたしは言葉に甘えて眠らせてもらうねぇ〜・・・・・・ふぁぁ」

眠たげに欠伸をして、そのまま数秒後

ソファの背にもたれたまま、千聖は眠りに落ちた

「なら、私もくつろいでおくわね・・・・・・間違えて火事、おこさないでよ?」

「起こさーねからな?ぜってー信じてねぇよな?」

「あら、信じてるわよ・・・・・・ふふ」

くすくすと笑いながら、テーブルからふわりと浮き上がったリーナ

そして、あたしの部屋のドアを開け、中に入っていった

すぅすぅと、規則的な千聖の寝息が聞こえる中、あたしはキッチンに設置された冷蔵庫に近づく

「へぇ・・・・・・結構食材あるじゃん。用意ってしてくれるんだ」

中には、様々な種類の材料が、所狭しと詰め込まれていた
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