みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
「それじゃあ、今日は本格的に魔法を使っていくよー」

『はーーーーい!!!』

威勢のいい返事に満足気な莉央先生

ただいま、昨日と同じ草原にいる

今日は水属性の本格的な魔法を習う

まあ、あたしは全部使えんだけどな・・・・・・ってか、作ったの先先先先代くらいの精霊女王様だから

王位を次ぐ前に、全ての魔法の呪文を記憶する

それが、精霊女王になる為の条件の一つだな

「えーと、四人一組で分かれてもらうよー。班はこっちで決めたから文句なしね!」

そして、次々と名前が呼ばれていく

で、結果─────

「わーい、美愛と同じだー」

「いや、マジかよ」

あたしと春、そしてクラスメイトの女子二人というメンバーに

いや、クラスメイトの2人はいい。別に

問題は・・・・・・100%春だ

またトラブルを起こされてはたまらないからなら

そん時は自分で責任を・・・・・・ってわけにもいかねぇ

なぜなら・・・・・・

「その四人でダブルスを組んでねー。で、戦ってもらいまーす!その中だったらどんな組み合わせでも大丈夫だけど・・・・・・なるべく力量が等しくなるようにね」

というわけだ

つまり、この4人・・・・・・最悪、春のパートナーになった人と春、2人だけで責任を負わねばならない

いわば、連帯責任ってやつだ

めんど

「じゃあ、まず改めて名前から言うねー。あたしは春、通常魔力は2500!よろしくねー」

「あたしは歩美(あゆみ)ー!通常魔力は1500!よろしくねー」

春以上にハイテンションなポニテ少女が自己紹介をした
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