みんなに繋ぐ、全ての想いをここに
「零が?」

「そうだけど。いくら下ろせっつっても下ろさねぇからな、あいつ」

「あらあらあら・・・・・・精霊なんだから、自重しなさいよ?」

「なにを自重するんだよ」

「なんでもないわ。本当に心清らかな子・・・・・・」

いたずらっぽく笑うと、リーナはちょこんとベッドの上に座る

「ここで待っていてもいいかしら?」

「ああ、その事なんだけど・・・・・・リーナ、あたしのペアの歩美ってやつと一緒にいてくれ」

「美杏のパートナーと?別に構わないけれど・・・・・・そうなると、あなた1人よ?大丈夫?」

「大丈夫だよ、別に」

ぷいっとそっぽを向いてみせる

「あら、拗ねちゃって・・・・・・わかったわ。その子、精霊眼もってるの?」

「持ってねえから、魔力をより集めて見えるようにしてくれ。代償は後で払う」

「OKよ。代償はいらないわ」

「ダメだ。きっちりと払うからな」

「妙なところで意地っ張りなんだから・・・・・・」

苦笑しながら、リーナは歩美の元へ行くため、すっと消えた

やれやれ・・・・・・寝るか

ベッドの中に潜り込むと、数分とも経たずに眠ってしまった
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