君と永遠に続く恋をしよう
別れが決まった慟哭の夜
スッキリしないまま週が明け、月曜日はいつもの様に受付カウンターに立つ。来社予定者は朝から多くて、アポなしの来訪者まで来て、アタフタしたまま昼休みに入った。
「あーあ、疲れたぁ…」
社食の椅子に座ると、角川さんはうーんと腕を伸ばして背伸び。その隣で私も深い溜息をこぼし、「そうですね…」と同意する。
「何?何かあったの?」
腕を下ろした角川さんはこっちを振り向き、「元気ないじゃない?」と訊いてくる。
「そうでもないですよ。ちゃんと元気ですから」
言ってる側から溜息が漏れ出す。それで角川さんは間違いなく私に何かが起こったらしいと気づいたのか、悩み事があるなら話せば?と言ってきた。
「落ち込んでる奈央ちゃんなんて見たくないよ。元気だけが取り柄みたいな人なのに」
人を何だと思ってるのか、ほらほら…とせっつく相手に「何もありません」と言い返し、「頂きます」と手を合わせてカツ丼を食べ始める。
「今日もお兄さんの弔い?」
「いえ、今日は無性にがっつきたい気分なんです」
「あーあ、疲れたぁ…」
社食の椅子に座ると、角川さんはうーんと腕を伸ばして背伸び。その隣で私も深い溜息をこぼし、「そうですね…」と同意する。
「何?何かあったの?」
腕を下ろした角川さんはこっちを振り向き、「元気ないじゃない?」と訊いてくる。
「そうでもないですよ。ちゃんと元気ですから」
言ってる側から溜息が漏れ出す。それで角川さんは間違いなく私に何かが起こったらしいと気づいたのか、悩み事があるなら話せば?と言ってきた。
「落ち込んでる奈央ちゃんなんて見たくないよ。元気だけが取り柄みたいな人なのに」
人を何だと思ってるのか、ほらほら…とせっつく相手に「何もありません」と言い返し、「頂きます」と手を合わせてカツ丼を食べ始める。
「今日もお兄さんの弔い?」
「いえ、今日は無性にがっつきたい気分なんです」