君と永遠に続く恋をしよう
「お詫びも言い訳もベッドの上で聞くよ。とにかくもうこれ以上勿体ぶらせるな」
踵を返すとベッドに向かい、そっと背中をベッドの上に下ろして、自分の肩に掛けてたバスタオルを除けて組み敷く。
見つめ合うと静かにキスが降り注いできて、角度を変えながら何度も吸い付かれてしまった。
彼の心臓の音も間近に聞こえそうなほど肌が密着して苦しくて、「桜庭さん…」と囁けば……
「広大だ」
名前を呼ぶように口にして、それを呼ぶことも出来ないくらいに唇を合わせて舌を絡めてくる。
「んん…っ!」
こんなに激しいキスなんてされたことが無いような気がして、意識が軽く飛んでしまいそうになった。
はぁ……と熱い息が漏れて唇が離れ、桜庭さんの手が私の肩や胸に…と触れてくる。
その触れられた場所から全身に熱が伝わっていくようで、必死で意識を飛ばさないよう彼の体にしがみ付いた。
抱かれながら、私は一瞬だけ明日香さんのことを思い出した。
彼女は兄と、こうしてもう二度と抱き合うことも出来ないんだと思うと、悲しくて堪らない気分に陥りそうになったんだけど……。
踵を返すとベッドに向かい、そっと背中をベッドの上に下ろして、自分の肩に掛けてたバスタオルを除けて組み敷く。
見つめ合うと静かにキスが降り注いできて、角度を変えながら何度も吸い付かれてしまった。
彼の心臓の音も間近に聞こえそうなほど肌が密着して苦しくて、「桜庭さん…」と囁けば……
「広大だ」
名前を呼ぶように口にして、それを呼ぶことも出来ないくらいに唇を合わせて舌を絡めてくる。
「んん…っ!」
こんなに激しいキスなんてされたことが無いような気がして、意識が軽く飛んでしまいそうになった。
はぁ……と熱い息が漏れて唇が離れ、桜庭さんの手が私の肩や胸に…と触れてくる。
その触れられた場所から全身に熱が伝わっていくようで、必死で意識を飛ばさないよう彼の体にしがみ付いた。
抱かれながら、私は一瞬だけ明日香さんのことを思い出した。
彼女は兄と、こうしてもう二度と抱き合うことも出来ないんだと思うと、悲しくて堪らない気分に陥りそうになったんだけど……。