君と永遠に続く恋をしよう
それまでは恋人期間を楽しもうと言う彼に賛成して、私達は墓前を後にする。

視線を前に向け、ふ…と何かを感じて振り返ると、兄の幻が立ってる様に見えた。
だけど何も居らず、ただ風が靡いてるだけだった。



(幸せになるから)


私は胸の中でそう誓って歩き出した。
前をしっかりと見直して、隣にいる彼と、永遠に続く恋をする為に__。



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