君と永遠に続く恋をしよう
賢也の友達って誰だ、と追求されてしまい、部屋のドアを閉めながら「桜庭さん」と名前を出した。
「桜庭?あの一級建築士か?」
「そうよ。昨日職場を出た所で偶然出会って、一緒に食事して映画を観て帰ったの」
両親じゃないから別に教えても構わないと思った。
だけど、平野さんは「ふぅん」と不満そうに唸り、「あいつと付き合ってるのか?」と訊いてきた。
「ううん、昨日は本当に偶然会っただけ」
ギクッとしながら誤魔化す。
兄が桜庭さんを私の彼氏に…と推薦してたことは、平野さんには言えなかった。
「なんだ。そうか」
安心した様な声を漏らし、平野さんは「それじゃ…」と言葉を続けた。
「今から少し会える?ちょっと話があるんだけど」
電話口から聞こえる問いに、少し迷いながら「いいですよ」と返事する。
ケーキのお礼を直接言い、次からはあんなに沢山の量はいりません、と伝えておこうかと思った。
一時間後に迎えに行くと言う彼に了解して、お昼は平野さんと外で食べると母に教えた。
「桜庭?あの一級建築士か?」
「そうよ。昨日職場を出た所で偶然出会って、一緒に食事して映画を観て帰ったの」
両親じゃないから別に教えても構わないと思った。
だけど、平野さんは「ふぅん」と不満そうに唸り、「あいつと付き合ってるのか?」と訊いてきた。
「ううん、昨日は本当に偶然会っただけ」
ギクッとしながら誤魔化す。
兄が桜庭さんを私の彼氏に…と推薦してたことは、平野さんには言えなかった。
「なんだ。そうか」
安心した様な声を漏らし、平野さんは「それじゃ…」と言葉を続けた。
「今から少し会える?ちょっと話があるんだけど」
電話口から聞こえる問いに、少し迷いながら「いいですよ」と返事する。
ケーキのお礼を直接言い、次からはあんなに沢山の量はいりません、と伝えておこうかと思った。
一時間後に迎えに行くと言う彼に了解して、お昼は平野さんと外で食べると母に教えた。