それでも、わたしはこれを恋と名付けたい。
あとがき

初めましての方もそうでない方もこんにちは。
蛭川ハルと申します。

この物語に出てくる翠、という女の子は実在するとある女性をモデルにさせてもらって書いた話です。

私が最近いる界隈は、『ネット恋愛』『メンヘラ』などの言葉が多く蔓延っていて

この小説を書きたいと思ったのは、現代社会の恋愛について物申したいと思ったからです。

ネットで出会ったから恋愛じゃない、とか
会ったこともない人と付き合うなんて、とか思う人もきっと多数いると思います。

でも、もしそこに愛があるのならば、それは恋愛になると思いませんか?

少なくとも、翠は彼を愛していた。
好きになった人が、たまたまネットで出会っただけなんだと。

それが報われない恋だったとしても…せめて明るい未来が待っていてほしいと、そんな願いを込めて書いた作品です。


知って、欲しいです。
世の中には色んな愛が存在すること。

どんなに優れた人間であれ、それを否定することは良くないということ。

この作品を通じて、色んな愛の形が存在することを少しでも知って頂けたら幸いです。

この作品を、そして、私を見つけて下さった全ての読者様に愛を込めて。


            2021.2.21 蛭川ハル
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