それでも、わたしはこれを恋と名付けたい。




その優しい笑い声が、何にも代えがたいくらい好き。


「まさくんほんとに上手だよね、ナイスー!」

『翠を守らなきゃって思ったら俺はいくらでも強くなれるよ』

「ふふっ、ありがとう!」



大好き、大好き、大好き。

300日以上付き合って、喧嘩が全くなかったわけじゃない。


不安にならなかったわけじゃない。


彼はまだ学生だし、生活サイクルもわたしとは大きく異なっていて


返信をなかなか返してくれなかったり、連絡取れないことも多くてすごく不安になった。



でも、

連絡の量で愛は測れないこと


連絡を取り合っていなくても他の人なんていないし、


わたしは彼の中にいる。


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