不器用な彼女
色々な人が代わる代わるに社長と詩織の席に来て祝福の言葉を掛けてくれたり、詩織のお腹をさすったり、記念写真を撮ったりした。
そんな楽しい時間はあっという間で「宴も酣ですが時間に限りがございまして、そろそろお開きに…」なんてカツミが締めの挨拶を始める。
お開きの挨拶におふざけのブーイングや野次もあって会場内に笑いが起こっていた。
そんな最後の挨拶なのに、社長は「トイレ行く」と言ったまままだ戻っていない。
飲み過ぎていたようだから少し心配だけど。
詩織は心配しつつも甘いソースが絡まったスペアリブに手を伸ばすとカブリと食いつく。
お喋りに夢中でまだお腹が満たされてないのだ。
トロトロの肉、相性抜群のソース…(これは美味しい)とウットリした瞬間、明るかった会場は暗転し(えっ?)と思った直後にスポットライトに照らされた。
「えっ?何?」
詩織は尚美に手を引かれて会場の中心に移動する。「ここに居て」と小さな声で耳打ちされて詩織はその場で呆然と立ち尽くす。
暗いけど皆んなの視線を感じて照れてしまう。
そして、会場の後ろのドアもスポットライトが当たるとドアがゆっくりと開き、そこには社長が照れた様子で立っていた。
そんな楽しい時間はあっという間で「宴も酣ですが時間に限りがございまして、そろそろお開きに…」なんてカツミが締めの挨拶を始める。
お開きの挨拶におふざけのブーイングや野次もあって会場内に笑いが起こっていた。
そんな最後の挨拶なのに、社長は「トイレ行く」と言ったまままだ戻っていない。
飲み過ぎていたようだから少し心配だけど。
詩織は心配しつつも甘いソースが絡まったスペアリブに手を伸ばすとカブリと食いつく。
お喋りに夢中でまだお腹が満たされてないのだ。
トロトロの肉、相性抜群のソース…(これは美味しい)とウットリした瞬間、明るかった会場は暗転し(えっ?)と思った直後にスポットライトに照らされた。
「えっ?何?」
詩織は尚美に手を引かれて会場の中心に移動する。「ここに居て」と小さな声で耳打ちされて詩織はその場で呆然と立ち尽くす。
暗いけど皆んなの視線を感じて照れてしまう。
そして、会場の後ろのドアもスポットライトが当たるとドアがゆっくりと開き、そこには社長が照れた様子で立っていた。