【短】透明な私と、カラフルなキミ。
ー学校到着
「はぁーーー。」
『どうしたの』
「隼斗くん…」
『ん?』
「さっきさ…」
《隼斗ーっ!》
ギュッ
突然のこと、隼斗くんに抱きつく女の子。
この子、誰?
『彩音、びっくりすんだろ!?てか、いつも言ってるだろ、抱きつくなって。』
《えっへへ、ごめんっ》
わぁ…美人…隼斗くんと並ぶとお似合いだなぁ…
ズキンッ
あ、あれ?なんで心臓痛いんだろう?
《あ、隼斗くん。隣にいる人誰ー?》
聞かれると思ってましたよ、はい。
隼斗くんはと言うと、
『友達、だよ。な?』
ズキンッ
「う、うん。友達…ですっ」
だからなんでズキズキするのよー!
《へー、名前なんて言うの?》
「せ、瀬戸海愛…です。」
《海愛ちゃん…ね!可愛い名前!》
は、初めて言われたな。そんなこと
「あ、ありがとう。」
《よかったら仲良くしよ!》
「う、うん。」
仲良く、出来るかな。
そんなこんなで、昼休みになった。
今私はというと、
『んー、うまい!海愛料理うまいな!?』
《ほんと!めっちゃ美味しい!》
隼斗くんと今日であってばかりの彩音ちゃんとわたしの3人で屋上で、お昼タイム中です…。
いつも1人だから、なれないんだけど…。
でも、悪くない…かな。
「ねぇ、、彩音ちゃんと隼斗くんってさどんな関係?」
気になってたことを思い切って聞いてみた。
『どんな関係…ねぇ。知り合い?』
《ひど!?幼馴染でしょ、もう!》
幼馴染…なんだ。
そりゃ親しいわけだ。
「幼馴染かぁ、いいなぁ。」
《海愛ちゃんはいないの?》
「うん、残念ながら。」
ほんと、残念ながらですよ、はい。
『いない方が楽だよー?うるさいし』
《な!?隼斗に言われたくない!》
「うふふ」
仲良しだなぁ、ほんとに。
『やっと、笑った』
「え?」
『お前、笑った顔可愛いな。』
ドキッ
「っ…」
どうして、キミは…
《あー!隼斗が海愛ちゃん口説いてる!あげないもん、海愛ちゃんを隼斗なんかに。》
ドキドキさせるようなこと、私に言うの?
『うっせ。てか海愛は彩音のものじゃねーから』
《ふーんだ!》
あ、もうひとつ気になってたことあるんだった。
「ねぇ、彩音ちゃん。」
《んー?》
「あのね、彩音ちゃんって隼斗くんを好き?」
《…》
え、黙っ…!?
《なわけないよ、ありえない!》
と大声で答えた。
『うるさっ、なんだよ急に。』
《なんでもなーい!》
『なら大声出すなよな!』
び、っくりした。
《わたしは隼斗を好きだけど、そういう対象として見てないから安心して。》
とニコッと答えた。
ーよかったぁ。
あ、あれ?なんで安心なんてしたんだろ?
「そ、そうなんだね!」
《応援してるからね、頑張ってっ》
「え?」
《え?好きなんだよね?隼斗のこと》
ドキンッ
え?…好き?私が隼斗くんのこと?
『なーにこしょこしょばなししてんの?趣味わるーい』
《黙れ。》
『うわ、こっわー』
うん、いまは隼斗くんに共感するよ。
《海愛ちゃん》
「は、はい」
《頼ってくれていいからね、これからも》
「えっ」
《辛かったり、話したいことあったりしたら私に話しかけて。てか私から行く!だから聞かせて?もっと海愛ちゃんのこと知りたいし仲良くなりたいからさ!》
「グスッ…」
《え、え!?どうしたの!?》
「ごめん、嬉しくて…」
《もう…海愛ちゃんったら》
『あー、俺先に教室戻るわ。』
「あ、うんっ」
バタンッ
《てことで、私たちも戻りますか!》
「うんっ!」
「はぁーーー。」
『どうしたの』
「隼斗くん…」
『ん?』
「さっきさ…」
《隼斗ーっ!》
ギュッ
突然のこと、隼斗くんに抱きつく女の子。
この子、誰?
『彩音、びっくりすんだろ!?てか、いつも言ってるだろ、抱きつくなって。』
《えっへへ、ごめんっ》
わぁ…美人…隼斗くんと並ぶとお似合いだなぁ…
ズキンッ
あ、あれ?なんで心臓痛いんだろう?
《あ、隼斗くん。隣にいる人誰ー?》
聞かれると思ってましたよ、はい。
隼斗くんはと言うと、
『友達、だよ。な?』
ズキンッ
「う、うん。友達…ですっ」
だからなんでズキズキするのよー!
《へー、名前なんて言うの?》
「せ、瀬戸海愛…です。」
《海愛ちゃん…ね!可愛い名前!》
は、初めて言われたな。そんなこと
「あ、ありがとう。」
《よかったら仲良くしよ!》
「う、うん。」
仲良く、出来るかな。
そんなこんなで、昼休みになった。
今私はというと、
『んー、うまい!海愛料理うまいな!?』
《ほんと!めっちゃ美味しい!》
隼斗くんと今日であってばかりの彩音ちゃんとわたしの3人で屋上で、お昼タイム中です…。
いつも1人だから、なれないんだけど…。
でも、悪くない…かな。
「ねぇ、、彩音ちゃんと隼斗くんってさどんな関係?」
気になってたことを思い切って聞いてみた。
『どんな関係…ねぇ。知り合い?』
《ひど!?幼馴染でしょ、もう!》
幼馴染…なんだ。
そりゃ親しいわけだ。
「幼馴染かぁ、いいなぁ。」
《海愛ちゃんはいないの?》
「うん、残念ながら。」
ほんと、残念ながらですよ、はい。
『いない方が楽だよー?うるさいし』
《な!?隼斗に言われたくない!》
「うふふ」
仲良しだなぁ、ほんとに。
『やっと、笑った』
「え?」
『お前、笑った顔可愛いな。』
ドキッ
「っ…」
どうして、キミは…
《あー!隼斗が海愛ちゃん口説いてる!あげないもん、海愛ちゃんを隼斗なんかに。》
ドキドキさせるようなこと、私に言うの?
『うっせ。てか海愛は彩音のものじゃねーから』
《ふーんだ!》
あ、もうひとつ気になってたことあるんだった。
「ねぇ、彩音ちゃん。」
《んー?》
「あのね、彩音ちゃんって隼斗くんを好き?」
《…》
え、黙っ…!?
《なわけないよ、ありえない!》
と大声で答えた。
『うるさっ、なんだよ急に。』
《なんでもなーい!》
『なら大声出すなよな!』
び、っくりした。
《わたしは隼斗を好きだけど、そういう対象として見てないから安心して。》
とニコッと答えた。
ーよかったぁ。
あ、あれ?なんで安心なんてしたんだろ?
「そ、そうなんだね!」
《応援してるからね、頑張ってっ》
「え?」
《え?好きなんだよね?隼斗のこと》
ドキンッ
え?…好き?私が隼斗くんのこと?
『なーにこしょこしょばなししてんの?趣味わるーい』
《黙れ。》
『うわ、こっわー』
うん、いまは隼斗くんに共感するよ。
《海愛ちゃん》
「は、はい」
《頼ってくれていいからね、これからも》
「えっ」
《辛かったり、話したいことあったりしたら私に話しかけて。てか私から行く!だから聞かせて?もっと海愛ちゃんのこと知りたいし仲良くなりたいからさ!》
「グスッ…」
《え、え!?どうしたの!?》
「ごめん、嬉しくて…」
《もう…海愛ちゃんったら》
『あー、俺先に教室戻るわ。』
「あ、うんっ」
バタンッ
《てことで、私たちも戻りますか!》
「うんっ!」