どっちが夢、、、?
ここは、、、?
こっちが現実、、、?





それはどういうこと?





ねぇ、、、





ここはどこなの、、、?





ねぇ!?





「ここは、、、





ゲームだ。」






「ゲーム?」





「そうだ





サバイバルゲームの中だ」






「サバイバル、、、」






「そう。



高野さんも見ただろ?





あの黒いやつ。




あれをコンノと呼ぶ」




「コンノ、、、」





「ああ。






あれから逃げるんだ」





「じゃあ、私が見てた世界は?」





「え?」




「お父さんとお母さんは?」




「、、、」




「ねぇ!答えてよ!」




「それは、君の夢だ、、、」




「夢、、、?」





「君は7時に消えて、夜の8時に戻ってくるんだ。」





消えて、戻ってくる?




「つまり、君はその時間に




その家族の夢だろう」





「そんな、、、」




「きっと




君はこの世界から逃げたかったんだろう、、、」




「逃げ、、、」





「、、、っ!





コンノ、、、」





え?






「あっ、、、!」





「やっと見つけたぁ、、、





ほら、おいで、、、」





「いやぁぁぁぁぁぁぁあ!






たすけてぇぇぇぇっー!」





「どうして?」




「え?」





「なんで君を助けなきゃいけないの?」






「は?」





「助けるわけないじゃん笑」





そう言って金川くんは笑う





「だ、だってさっき、、、!」




「あぁ、あれのこと?




ぜーんぶ計画済みだよ?





一瞬光っただろ?




あん時俺のパートナーの





コンノと話し合ってたぜ。




すげーだろ?




ほら、コンノ。やれ」




やるってなにを、、、?




そんなことを答える暇は




私にはなかった




「い、いたぃぃぃっっ!」




肩に激痛が走った




肩にナイフが





刺さっていた





「な、なんで、、、」






「あれー?



行ってなかったっけ?




ここは





捕まったら





殺されちゃうんだよ?」




「そ、そんな、、、





なんでたすけたの?」





「だって、1回安心させてから



殺す。最高だろ?」





「なんで、、、が、ぐ、ぅ、、、!」





今度は左足に痛みが走る





「いたぁぁぁぁっっっ!!」





左肩





右足




背中






右腕





左腕





私の体は血で染まっていく






痛い




痛い






痛い!




私にナイフがささっていく




私はだんだんと









意識が消えていく、、、
















ねぇどっちが夢、、、?



















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