二番目でいいなんて、本当は嘘。
「愛していないなんて言ってません。恋と愛とは違うって言っただけです。私が一番に愛するのは、たぶん生まれてくる子供になると思います。薫さんは二番目。でも、恋をするのは薫さんにだけです」
「じゃあ……!」
子供のように目を見開く薫さんの頬に手をあて、私は伸びをして、思い切って彼の唇に口づけた。
「口に出さなければ手に入らないものがあるって、言ったのは薫さんでしょ? 私にだけ言いたいことを言わせて、あなたは黙っているなんてずるい」
「そうですね」
薫さんが私を抱き寄せる。
そして耳もとで囁いた。
「あなたと生まれてくる子供の人生を、僕にください」
「じゃあ……!」
子供のように目を見開く薫さんの頬に手をあて、私は伸びをして、思い切って彼の唇に口づけた。
「口に出さなければ手に入らないものがあるって、言ったのは薫さんでしょ? 私にだけ言いたいことを言わせて、あなたは黙っているなんてずるい」
「そうですね」
薫さんが私を抱き寄せる。
そして耳もとで囁いた。
「あなたと生まれてくる子供の人生を、僕にください」