二番目でいいなんて、本当は嘘。
「――ようこそ、僕たちのところへ。お父さんとお母さんだよ」
その声を聞いて、いちばん家族を欲していたのは薫さんだったのかもしれないと思った。
こんなに幸せそうな薫さんの顔を見ることができるなら、もう一人や二人、子供を産んでもいいかなと思った。
けれど、まずは薫さんよりもこの子を幸せにしてあげなきゃ。
「ちっちゃい手……」
手足をバタバタさせる赤ちゃんの手に、自分の人さし指を差しだした。
すると思いがけず、力強くぎゅっと握り返された。
― END ―
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
つむぎゆいと
その声を聞いて、いちばん家族を欲していたのは薫さんだったのかもしれないと思った。
こんなに幸せそうな薫さんの顔を見ることができるなら、もう一人や二人、子供を産んでもいいかなと思った。
けれど、まずは薫さんよりもこの子を幸せにしてあげなきゃ。
「ちっちゃい手……」
手足をバタバタさせる赤ちゃんの手に、自分の人さし指を差しだした。
すると思いがけず、力強くぎゅっと握り返された。
― END ―
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
つむぎゆいと
< 250 / 250 >
この作家の他の作品
表紙を見る
就活中の飲み会で、
島本すずは危ないところを
猪狩慎之介に助けてもらった。
無事に入社したあと、
急接近するふたり。
だが、
すずにも慎之介にも、
お互いに思惑があった。
一夜を共にしたあと、
慎之介は姿を消し――
すれちがうふたりの恋を描く、
オフィスラブ・ストーリー。
*『二番目でいいなんて、本当は嘘。』のスピンオフですが、本作だけで楽しんでいただけます。
*『ムーンライトノベルズ』でも同時連載しています。(こらちはR18)
表紙を見る
。。+゜゜マカロン文庫にて書籍化決定!。。+゜゜
※10月末をもちまして、淳司編は削除致しました。
(桃子編はそのままです)
和宮桃子は
とある流通会社で事務をしている。
サマータイムが始まり、
30分早く出社した桃子は、
いつも自分の隣に停めてある
自転車の持ち主と遭遇する。
それは密かにあこがれていた、
営業部の二階堂淳司のものだった。
急接近するふたり。
けれど、その思いは
微妙にすれ違っていて……。
甘くてキュートなオフィスラブ!
。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜
7/1
さいよう様からレビューいただきました!
ありがとうございます!
※『プラス1℃の恋人』の姉妹作品です。
(B.C.squareへの舞台変更はしていませんが、
総合商社→地ビールの流通会社へ設定を変えています)
表紙を見る
あの夜、私は彼を拾った。
妹の同級生、長瀬悠斗。
行くあてのない悠斗に
私は条件を出した。
夜はおなじベッドで眠ること。
それならしばらく、ここにいてもいいと。
愛がほしいのではない。
ただ、そばにいて、
ぬくもりをわけてほしかった――
※以前別名義で書いた作品を、
改稿しながら連載しています。
この作品を見ている人にオススメ
表紙を見る
ベリーズ文庫より3月10日発売のため
一部試し読み公開とさせていただきました
今まで読んでくださった皆様
ありがとうございました!
とあるビルで掃除婦として働いている
真面目で折れない強さを持った
元お嬢様の志倉沙耶(しくら さや)二十五歳
「自分の幸せは自分で決めます」
そんな彼女に恋をしたのは
「恋愛は楽しむもの」と公言してはばからない
軽薄な女好きと噂される御曹司
不二基(ふじ もとい)三十歳
「好きなのはずっと俺ばかりだ。
でも諦められない。愚かだと笑うか?」
二人は近づく
見つめ合えば瞳の中にお互いが映る距離まで
シンデレラになんかなりたくない頑張り屋女子と
彼女を追いかける溺愛体質御曹司の
ロマンティックラブストーリー
start→20160402
end→20160427
20160505→【番外編】神尾湊の日常
表紙を見る
私はあなたの浮気相手
あなたの一番になりたかったけれど
つらくて寂しい日々から逃げる事にしました
*・.+・。*☆☆・.★・.+・。*☆☆・.+
2012年8月 オススメ作品として紹介されました
*・.+・。*☆☆・.★・.+・。*☆☆・.+
長い間読んでいただいた今作ですが2016年1月10日に
ベリーズ文庫より書籍化されることになりました。
読者様の後押しによるものだと感謝しております。
ありがとうございます。
書籍化にともない、限定公開となりました。
心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
今作以上に楽しんでいただける作品を書いていきたいと思っていますので
今後ともよろしくお願いいたします。
尚、書籍版はかなりの加筆をいたしまして、さらに読み応えのあるものに
なったかと思います。
こちらも、よければお楽しみくださいませ。
2015年12月10日
惣領莉沙
表紙を見る
「今すぐにでも、君が欲しい」
諦めていたものは、たくさんあった
諦めきれないものも、確かにあった
「君が望むことは、すべて叶える」
それでも、あなたの手を取って
信じて前に踏み出そう
──きっと、この結婚は私の【最善】
*:.。. .。.:*:.。. .。.:*:.。. .。.:*:.。..。.:*
とっても甘くて
ちょっぴり切ない
溺愛系オフィスラブ
*:.。. .。.:*:.。. .。.:*:.。. .。.:*:.。..。.:*
2019年7月10日に、ベリーズ文庫から
書籍化していただけることとなりました。
書籍は【小春りん】名義となります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。