元カレと再会した場合


…そうだけど、。




会いたくなかった元カレと普通に喋ってしまってる自分に違和感が拭えない。



しばらく、2人して黙っているとチャイムが鳴った。





少しざわざわしだしたこの塔に、こっちに向かってくる誰かの足音が聞こえた。




その人にこのドアを開けてもらおうとドアをバンバン叩く。




「あの!助けてください!!このドア開けてほしいんですけど!!」



必死に叫ぶ私を莉斗はじっと見つめてるだけで何もしない。




偉そうに椅子に座ってる莉斗にムカつくけど、今はそれどころじゃない。




外にいる誰かは私の叫び声が聞こえたのか、ここのドアの前ら辺で足を止めた。

< 43 / 131 >

この作品をシェア

pagetop