かくれんぼ、かくれっこ。
皆が来るまで私達は話していた。

それは昔のようで。

ちょっと懐かしい感じがした。

「あ、守形さん堪太、おはよう」

「おはようアキラ」

「おはよう委員長」

「今日早いね、守形さん」

「…そうでもないよ」

そう言って私はまた顔を伏せた。

「何かあった?堪太」

「何も、話してただけだよ」

「…そっか」

私は自然に眠っていた。
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