小さな恋のうた
入学式
ザワザワ、、

新しい教室で皆が騒いでいる。

-高校生活が始まる-

なれない教室。
なれない顔。
佳奈は、1人席についていた。

周りの子は、友達作りに夢中だが、

佳奈は友達づくりが下手で、
まだ誰とも話をしていない。

「桜井さーん!!」と
誰かがあたしの名前を
呼んでいる。

振り返ると、同じクラスの女の子2人。

「友達なろっ★」

一番最初に話かけてきた子、、
山下 みちる。
背が高くスタイル抜群の子だ。
絶対モテてる、、

「ウチの名前は、香山絢希やから!!!よろっ」
二番目に話かけてきた子は、、

すごいギャルだ。
でもすごく性格のよさそうな子。可愛らしい顔つきだ。

「あたしもっ!!!」

、、、??見た目は、あきらかに男だ。

「えっ!?!?」

みちる「この子おかま〜みたいなっ!!でも可愛らしいでしょ!?」

「おかまちゃうよ!女やしっ?あたしの名前は、田崎りょうやで☆」

何かすごいメンバーだな。

「よろしくっ!!!」
佳奈は、笑顔で友達を
オッケイした。

絢希「てかアド交換しよ〜っ佳奈っ!!!」

「うん!!、、、え!?佳奈?」
「うん。佳奈でしょ?」

「そうだけど、、何かメッチヤうれしい!!!」

絢希は、笑顔で佳奈に抱きついた。
「最高の仲間ぢゃん」
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